日化コートは、その特殊性から、従来のコーティング剤やリフォームと違い、様々なお客様の要望に応えてきました。中でも印象的なエピソードを、ご紹介いたします。
Wホテルは、東京都にある老舗のホテル。
老朽化により、将来的には建て替えを見据えていたが、
すでにいくつかの設備の老朽化が進んでいた。
その一つが客室の浴槽。
同じ製品の新品に交換することを検討するものの、
Wホテルの客室浴槽はすでに生産終了の型だった。
メーカーの在庫もなければ、もちろん図面もない。
そうなると、別の新しい浴槽に交換するか、既存の浴槽を補修して使うしかない。
別の新しい浴槽への交換は、当然コストが高くつく。
さらに浴室の解体を伴うため、宿泊の受け入れをいったんストップしなければならない。
これらの事情がネックになり、最終的に既存の浴槽を補修することに。
宿泊の受け入れに影響が及ばないよう、短時間で施工が終わる工法を探した結果、
選ばれたのが「日化コート」だった。
宿泊予約が入っていない客室から順に補修を行い、現在も対応中である。
客室浴槽が生産終了の型であったため、補修して再生する方向になりました。Wホテル様は、「客室の稼働を止めたくない」「コストも抑えて補修したい」といったご要望をお持ちで、そのご要望に応えられるのが日化コートでした。当社の日化コートがこうした形で、歴史あるホテルの浴槽リメイクに貢献できて非常に光栄です。
都内のビル内でテナントを運営するデザイナーのMH様。
ビルにあるお気に入りの洗面ボウルにひびが入ってしまい、「どうしようか」と悩んでいた。
新しいものに交換するしかないか……
でも、長年使ってきた愛着がある……
形もすごく気に入っているし……
Mビル担当者様は、今と同じ洗面ボウルがないか問い合わせてみたものの、
すでに廃版になっており在庫はなし。
ひび割れを直してそのまま使いたい……と考えたMH様は、
洗面ボウルを補修できる業者を探すことに。
そこで、出会ったのが「日化コート」だった。
「別のを買わなきゃいけないと諦めてたけど、直ってよかった!」
「しかも、新品に比べても遜色ないくらいきれい!」
「これからも大切に使っていきます!」
Mビル担当者様にとって大満足のリメイクとなった。
「古くなったら買えばいい」「壊れたら交換すればいい」というのは、時代の流れに逆行していると思います。補修できるものは直して使い続けていく。大切にしているもの、お気に入りのものなら尚更です。日化コートの施工を環境保全活動の一環と位置付けている当社としては、無駄な廃棄物を極力抑え、MH様の愛着を未来へとつなげることができ、大変うれしく思っています。